結婚指輪にハネムーン、そして新生活、何かと大きなお金が動くこの時期、結婚式費用はなるべく抑えたいですよね。
ただしあまり安っぽい印象になると恥ずかしいですし、その後のあなたの会社や友達間での評判を落としかねません。
そこで今回は、質が高くて格安!コスパの良い式場を見分けるための切り口をお伝えします。
ここを理解しておくと、式場見学時に少し踏み込んだ視点から良し悪しが分かってくると思います。
キーワードは、【自社〇〇】です。
この記事の内容
自社〇〇って?
式場探しで押さえておきたい3つの「自社〇〇」
結婚式相談カウンターで「自社〇〇」のある式場を見つけよう
自社〇〇って?
自社ドレス、自社ビル、自社装飾。
これらは文字通り、式場が外部と提携せず、自社のリソースから提供しているサービスという意味です。
結婚式は、料理・ドレス・テーブルコーディネート・花・司会・音響と、幅広い分野にまたがるプロジェクトです。
各分野に高度な技術やサービスが求められるので、ひと昔前までは、各分野の専門会社と式場が提携している形が一般的でした。
この場合、各専門会社に対して式場が提携料を支払う関係となり、最終的にはこの提携料は新郎新婦が式場に支払うお金に加算されます。
また、式場のある場所に対して賃料が発生している場合、こちらも「会場料」に上乗せする形で我々が負担することになります。
ところが近年、各サービスを自社でまかなったり、自社保有の土地やビルに式場を作る結婚式運営会社が出てきました。
これにより、式場としては提携料が無くなるため、私たちにリーズナブルな価格帯でサービス提供が可能となったのです。
式場探しで押さえておきたい3つの「自社〇〇」
各結婚式運営会社が何を自社でまかなっているかは千差万別ですが、結婚式全体の質と費用に大きくかかわる3点は以下の通りです。
料理
レストランウェディング、もしくは業態をレストラン専門から結婚式場にシフトした会社がこちらに該当します。
とくに専門式場の場合、結婚式が集中する土日だけのために自社でシェフを雇うのは難しく、提携の形をとる場所が多いのですが、平日にレストランで収益を得ている場合、結婚式においてリーズナブルな価格で質の高い料理を提供できます。
ドレス
各式場のドレスに関する謳い文句として、「幅広い提携店から選べる」とよく聞きますが、これは要注意。
裏を返せばそれだけの提携料をこちらが負担するということを意味します。
実際には1~2着しか着ないのに、もったいないですよね。
また「ドレスの価格が安い」とやみくもに宣伝する式場は、選択肢が少ない、もしくは質の低いものを最低ランクとして持ち、実際に見たときに湧き上がる「これはちょっと…」という気持ちを利用して、高いドレスに巧みに誘導する恐れがあります。
ところがドレスレンタルの専門会社が結婚式事業に参入している場合、幅広く扱う自社ドレスを、提携料の上乗せなしにリーズナブルな価格帯で提供することができます。
ポイント
上記2点に共通することは、それぞれ料理やドレスに自信を持って売り出していますので、品質を落としてまで見積もりを安くするということは基本的にないということでしょう。
他の式場であればグレードアップに値するものを、最低ランクレベル(料理であれば1.2万円/人程度、ドレスであれば20~25万円/着程度)で提供できる、といったイメージを持って頂ければと思います。
自社ビル
特に東京の一等地や各都市大きな駅近くなどの好立地で式場を探す場合、自社ビル、というキーワードは欠かせません。
式場が自社で土地、ビルを保有し、月々の賃料が発生していない場合、「立地のわりに安い!」が叶うことになります。
見逃されがちなのがホテルです。
ホテルはドレスに関してはほぼ提携ですが、土地、ビル及び料理は自社で抱えていますので、上記条件に当てはまります。
高級ホテルは格式の高さを重要視するため容易に見積もりを下げませんが、ミドルクラスのホテルは選択肢の一つとして考えるとよいでしょう。
専門式場、ホテル、レストランおよびゲストハウスの違いとメリット・デメリットについては、こちらの記事をご参照ください。
結婚式相談カウンターで「自社〇〇」のある式場を見つけよう
以上のように、「自社〇〇」がある結婚式場は、リーズナブルな価格帯で質の高いサービスが期待でき、コスパが高いため、安かろう悪かろうを防ぐことができます。
特に結婚式全体の質と費用に大きくかかわる3点(料理、ドレス、立地)のどれかについて、重視したいけど安く抑えたい!というものがある方は、「自社〇〇」のキーワードをもとに式場探しを進めるとよいでしょう。
ただし、このようなマニアックな情報は個人で集めるのは限界がありますので、結婚式相談カウンターに情報収集に行くことをおすすめします。
具体的にどこの会社に行けば最も効率よくベストな式場に出会えるかについては、こちらの記事にまとめました。
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ゼクシィ・マイナビウエディング・ハナユメを徹底比較!ベストな式場を最安値で押さえるための結婚式相談カウンターの活用方法
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カウンターで「自社〇〇の式場ありますか?」と是非聞いてみてくださいね。
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こんにちは、長田です。
このサイトでは、結婚式準備に悩む人に、特にお金の面で後悔しないようにするための情報発信をしています。
まず私自身の結婚式のことをご紹介すると、内容に妥協せずに、同地方、同規模の平均額から150万円近く抑えることに成功しました。
式後、同僚や親族からも好評を得て、男の自分からしてもやって本当に良かったな、と胸を張って言える結婚式・披露宴でした。
結婚式というものは内容を簡素にすれば、平均額から150万円抑えることは正直言って容易ですが、そういった激安プランの実態は、内容的にも料理のランクは最低・ドレス1着のみ、など最低限のものとなります。
つまり、内容も満足させた上で、平均額から150万円抑えるというのは簡単にできることではないので、それを達成できたというのは自分自身でよくやったな、と思います。
しかし実は、準備段階で、全てが順調だったわけではありません。
最初は式場選びで大失敗し、60万円という高額なキャンセル料を支払って、一から式場を選びなおした経緯があります。
この失敗を糧に積極的に情報収集をはじめ、最終的には大満足の結婚式を挙げることが出来ました。
これをきっかけに結婚式業界に関心を持ち、今では式場選びから準備段階全般のアドバイザーをしています。
一生に一度の結婚式、それはつまり、私達は結婚式の初心者だということです。
そこをうまく利用し、簡単に大きなお金が動くのが結婚式業界です。
逆に言えば、知っているだけで、数十万円レベルで簡単に得する技が数多くあります。
私自身、今ならば、もっともっとお得に式を挙げられただろうと思うことがいくつもあります。
結婚式関連サイトは数多くありますが、私はどこの回し者でもありません。
式場選びの失敗と成功を両方経験した一顧客の立場から、お得に最高の結婚式をしたい!と願うあなたに、正直ベースで、本当に役立つ情報をお伝えします。
さらに詳しい自己紹介・結婚式への想いはこちらからどうぞ
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