式場選び講座

【決定版】式場選び10のポイント、これでこだわりを明確にする

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これから結婚式場探しをはじめるあなた

自分にぴったりな式場って、どうやって見つけたらいいの?

式場選びのポイントを教えて欲しい!

 

自分にぴったりの結婚式場、と一口に言っても、式場が多すぎて、いったいどのような視点で選べばよいかすらよくわからないものですよね。

結婚式場には、求められる役割と機能があります。

全ての面においてベストな式場は存在せず、どこに強みを持っているか、反対にどこが弱いかがその結婚式場の特徴となります。

この記事では、具体的に、あなたにとって結婚式の良し悪しを決める10項目を示します。

この中からあなたが重視するもの、外せないものをピックアップしましょう

それらがあなたの「こだわり」であり、式場選びにおけるキーワードとなります。

この記事の内容

結婚式場の良し悪しを決める10項目

自分にぴったりの式場の見分け方

 

結婚式場の良し悪しを決める10項目

新郎新婦のニーズに応じて結婚式場の良し悪しが決まるポイントは、以下の10項目に大別されます。

①対応可能な招待客数

②立地

③貸切の可否

④格式

⑤設備

⑥料理

⑦導線

⑧自由度

⑨ドレス

⑩価格

それぞれ詳しく解説していきます。

①対応可能な招待客数

一般的な規模である60名程度の式にはほぼすべての式場が対応可能ですので、この規模の式を考えている人は重視しなくて良いところです。

20名以下の親族のみの式や、100名以上の大規模な式となると、対応できる式場は限られています

また「70名以上になると大きな会場が必要となるので、会場費だけで数10万円のコストアップ」などはよくある話なので、招待客人数は式場決定前におおまかに決めておきたい項目の一つです。

②立地

会社の上司、高齢のゲスト、遠方からのゲストなどがいる場合は、できるだけ移動を少なくしたいものですよね。

どんなに雰囲気が良くて気に入っても、アクセスが悪いのはちょっと…と思われる方は、まず立地で絞ってしまうのも一つの手です。

一方で、送迎バスが利用できれば問題ない、と考える方は、立地よりも他の条件で絞って選んでもいいですね。

③貸切の可否

時間差で同時にいくつもの式を進行する専門式場の場合、廊下での花嫁同士の鉢合わせや、親への手紙の最中に別の結婚式の鐘の音が聞こえた…なんていう残念な声も。

また一般的に、ホテルは待合ロビーやトイレが宿泊客と同じになるため、たとえ結婚式を同時進行していなくても配慮が必要になりますね。

一生に一度の結婚式、あなたが「主人公感」を求めるのであれば、場所を貸し切りにできるかどうかは大切な要素になります。

④格式

年配の方を多くゲストに呼ぶ場合、また、自分の社会的地位や結婚式後の評判を重視する場合、「格式」が大きなキーワードになります。

高級ホテルや老舗の専門式場の他、最近は高級レストランにおけるレストランウエディングも人気です。

⑤設備

老若男女、様々な方を一同に集めておもてなしするのが結婚式。

一般的に、親族控室待合室喫煙所キッズルームなどが必要となると言われていますが、逆にこれらが無くてかまわないのであれば、レストランウェディング等で格安の式場が見つかることもあります。

また音響設備やプロジェクターなどのパーティ設備も全会場にあるわけではないので、特にホテルやレストランでの式を希望する場合、有無を確認する必要があります。

そして、見落とされがちなのが、野外会場の有無。

バルーンリリースやガーデンデザートビュッフェなど開放感のある演出をイメージする人はこだわりたいですね。

ただし天候に左右されるので注意が必要です。

⑥料理

ゲストにとっては、新郎新婦と同じかそれ以上に主役となる項目であり、結婚式のトータル費用にも大きな影響を与えます。

一般的に、料理のグレードを一つ上げると最低でも2000~3000円/人ほど単価が上がります。

招待客数が多いほど大きなコストアップになりますので、予算内で慎重な検討が必要になりますが、ゲストのおもてなし重視のカップルは、この項目を中心に考えるべきでしょう。

⑦導線

これは実際に結婚式をしてみないとピンとこない項目ですが、結婚式というのは新郎新婦、ゲストとも移動が多いものです。

控室と挙式場、披露宴会場との行き来はスムーズにできるか、ボリュームのあるドレスにする場合、狭くて通りにくい場所はないか。

そして、ゲストにご年配の方や妊婦の方、小さな子供連れの方がいても、無理なく楽しんで頂けるか。

結婚式の満足度を左右する重要な項目になります。

専門式場は結婚式専用に設計されているのでまず問題ありませんが、レストランウェディングやホテルの場合はチェックが必要です。

⑧自由度

余興や装飾など自分たちらしくこだわりたい、というカップルは、持ち込み自由・自分好みの演出ができるような自由度の高い式場を選ぶ必要があります。

貸し切りにできない式場や、元から世界観をこだわって持っているゲストハウス、格式の高いホテルなどは自由度が低くなります。

⑨ドレス

ドレスを強みとして持つ式場は、「多くの提携先ドレスから選べる」と謳うケースが多いですが、その分提携料がまわりまわってあなたの負担となりますので要注意です。

反対にドレスに弱いとされる式場は、見積もりの際に魅力的な金額で設定されていますが、実際は限られた種類の中からしか選べない、あるいは、ある程度のグレードを求めると結局高くなってしまう、といったケースがよくあります。

ドレスにこだわる人は式場見学の際に実物を確認して、見積金額で満足できるレベルか確認することをおすすめします。

また穴場として、自社でドレスを多く保有する式場か、持込可能な式場もあるということを頭に入れておきましょう。

詳細はこちらの記事をどうぞ。

⑩価格

式のトータル価格は新郎新婦にとって最も気になるところの一つですが、自己負担額にこだわるあまり、「安かろう、悪かろう」の式場を選んでしまっては本末転倒です。

質の高いサービスをリーズナブルな価格で提供する、いわゆる「コスパの高い」式場を選ぶための秘訣はこちらの記事にまとめましたのでご参照ください。

自分にぴったりの式場の見分け方

あなたは式場見学に行き、実際にこれら10の項目のうち、自分たちが重視する点を確認していくことになりますが、その際の注意点は、弱点を式場の担当者に直接聞いてはいけない、ということです。

ポイント

弱点は、式場の人に直接聞いても絶対にわからない

相手は肩書こそブライダルプランナーですが、実態は即日で数百万円もの契約をとる営業のプロです。

「うちは料理はそこそこで…」「導線がネックなんですよ…」「自由度はあまりなくて…」とは絶対に言いません。

あなたがどこを重視するかということを、聞かれるままに答えた途端、弱点を隠し、必ずうまく説明しきります。

どこの式場も、それは見事な話術ですので、「大丈夫と言うなら問題ないのかな?」と納得してしまう可能性大です。

それではどうやって見破れば良いのでしょうか?

素人の私たちにできる方法は2つです。

  • 結婚式場相談カウンターに行く
  • 実際に多くの式場に足を運び、自分なりの判断基準を持つ

結婚式場相談カウンターに行く

インターネットや雑誌には、式場にとって都合の良い面しか掲載されていませんので、実態は見えません。

相談カウンターは、エリア内の各式場を熟知した担当者が、中立な立場で、私たちの希望に沿う式場をピックアップしてくれます。

各式場の弱みも包み隠さず伝えてくれます。

これは本当に助かるサービスで、最終的に式場を決定する際の重要な判断材料になります。

逆に、知り合いが式場で働いてでもいない限り、カウンターへの相談以外で、各式場の実態を知る方法はほぼ無いといっていいでしょう。

一生に一度の結婚式、自分が心から納得できる式場に出会いたい!という人は、是非利用しましょう。

個人的におススメしているのは次の3社です。

Hanayume(ハナユメ):半年以内の式場予約であればどこよりも安く契約できる可能性が高く、少しでもお得に結婚式をしたい人向けです

マイナビウエディングサロン:私たちの体感として、相談員が最も親身になってくれた上、お得な割引プランも多く、特におススメしています

ゼクシィ:圧倒的な情報量を誇り、穴場の式場まで取りこぼしなく検討できます。運命の式場に出会いたい!という方向け

実際に多くの式場に足を運び、自分なりの判断基準を持つ

相談カウンターで紹介された式場には、実際にどんどん足を運ばないと、自分自身のイメージや、「最低限このレベルは欲しい」という判断基準も固まりません。

当サイトでは、最低3箇所行くことをおすすめしています。詳細はこちらの記事をどうぞ。

式場の人の営業トークにまどわされず、自分でノートを持ち、 納得できる内容か、しっかりと判断していきましょう。

わからないところ、不安なところは式場ではなく、相談カウンターに持ち帰り相談しましょう。

式場にそのまま伝えるのは危険です

相手は喉から手が出るほど契約が欲しいので、いくらでも丸め込まれます。

うまく言いくるめられたままなんとなく契約し、後から後悔することになった残念なカップルを何度も見ていますので、私は式場見学から契約まですべての工程において、相談カウンターを通すことを皆さんにお勧めしています。

また紹介された式場がちょっと違うな、と思えば、あなたの希望がカウンターの人にうまく伝わっていないだけですので、再度ありのままを伝えてピックアップし直してもらうか、カウンターを別の会社に変えればいいのです。

よほど交渉ごとに自信がない限りは、相談カウンターの担当者と二人三脚で進めると、まず間違いはないでしょう。

相談カウンターも各社特色があり、どのように使い分けるべきかについてはこちらの記事で紹介していますので、参考にしてください。

ハナユメ・ゼクシィ・マイナビウエディング、結婚式相談カウンター3社の比較とベストな使い方

 

 

 

 

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こんにちは、長田です。
このサイトでは、結婚式準備に悩む人に、特にお金の面で後悔しないようにするための情報発信をしています。

まず私自身の結婚式のことをご紹介すると、内容に妥協せずに、同地方、同規模の平均額から150万円近く抑えることに成功しました。

式後、同僚や親族からも好評を得て、男の自分からしてもやって本当に良かったな、と胸を張って言える結婚式・披露宴でした。

結婚式というものは内容を簡素にすれば、平均額から150万円抑えることは正直言って容易ですが、そういった激安プランの実態は、内容的にも料理のランクは最低・ドレス1着のみ、など最低限のものとなります。

つまり、内容も満足させた上で、平均額から150万円抑えるというのは簡単にできることではないので、それを達成できたというのは自分自身でよくやったな、と思います。

しかし実は、準備段階で、全てが順調だったわけではありません。

最初は式場選びで大失敗し、60万円という高額なキャンセル料を支払って、一から式場を選びなおした経緯があります。

この失敗を糧に積極的に情報収集をはじめ、最終的には大満足の結婚式を挙げることが出来ました。

これをきっかけに結婚式業界に関心を持ち、今では式場選びから準備段階全般のアドバイザーをしています。

一生に一度の結婚式、それはつまり、私達は結婚式の初心者だということです。

そこをうまく利用し、簡単に大きなお金が動くのが結婚式業界です。

逆に言えば、知っているだけで、数十万円レベルで簡単に得する技が数多くあります。

私自身、今ならば、もっともっとお得に式を挙げられただろうと思うことがいくつもあります。

結婚式関連サイトは数多くありますが、私はどこの回し者でもありません。

式場選びの失敗と成功を両方経験した一顧客の立場から、お得に最高の結婚式をしたい!と願うあなたに、正直ベースで、本当に役立つ情報をお伝えします。

さらに詳しい自己紹介・結婚式への想いはこちらからどうぞ
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