式場選び講座

【これを読めば不安解消!】タイプ別、少人数結婚式にかかる費用

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結婚式で大勢の前でドレスを着たり手紙を読んだりするのは恥ずかしくて嫌だな。

それにお金はどちらかというと新居やハネムーン費用に充てたい。

でも、彼や親が結婚式はやった方がいいと言うし…どうすればいい?

オトナ婚、授かり婚やバツイチ婚、または単純に目立つのは苦手なので大々的に結婚式をするのはちょっと…という方が増えています。

それでも何か形に残したい、もしくは親に強く言われて困っている、そんな状況にある人が選ぶのが、少人数結婚式です。

親族、親しい友人のみで行う30名以下の結婚式を指し、人数を絞り、余計な(恥ずかしい?)演出をしない分お得になります。

フォーマルなものからアットホームなタイプまで形態やイメージは様々で、通常規模の結婚式よりも内容の幅は広く、金額も大きく異なります。

本記事ではそんな少人数結婚式について、具体的な内容や方法、そして最も大事なコスト面について詳細に説明していきます。

この記事の内容

式を挙げないカップルはどれくらいいる?

【イメージをかためよう】少人数結婚式のスタイル

少人数結婚式ってどこで挙げられるの?どんな演出になるの?

【タイプ別】費用内訳詳細・・・固定費と変動費を分けて考えるのが鍵!

式を挙げないカップルはどれくらいいる?

目立ちたくないし、正直派手な結婚式は嫌だし、そこまで式を挙げたいと思っていない。

それって非常識なの?

そんな不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。

ここ5年で入籍したカップルのうち、何も式を挙げなかった割合は約30%となっています。

思ったよりも式を挙げないカップルが多いので、不安に思っていた人はホッとしたのではないでしょうか?

式を挙げない理由は、お金が高い、恥ずかしい、呼ぶ人がいない、再婚だから等様々ですが、昔に比べるとその割合は増えてきています。

会社にお勤めの人は、上司や同僚からの目が気になるところですが、一時期流行ったリゾートウェディングの台頭により、会社の人を結婚式に呼ばないカップルが増えましたので、あまり気にする必要はないでしょう。

特別にお世話になった方がいる場合は、別に食事会等をセッティングして感謝の気持ちを伝える方法もあります。

式を挙げないというのも一つの選択肢ですので、彼や家族と良く話し合って、納得の上で決めてくださいね。

ただ、何か形には残そう・残さないといけないと考えているあなたには、少人数結婚式をお勧めします

少人数結婚式とは

少人数結婚式とは、主に親族や親しい友人のみ、30名以下の結婚式で、

・結婚式はしたいけどあまり大々的になるのは嫌だ

・家族への感謝の思いを伝えることをメインにしたい

というニーズをくんで近年急激に人気になってきたスタイルです。

少人数結婚式のスタイルとしては、以下の3パターンが挙げられます。

1. 結婚式の後にも親族でゆっくり楽しむ「挙式+食事会」スタイル

2. 結婚式のセレモニーだけを行う「挙式のみ」スタイル

3. 結婚をお披露目する場として楽しむ「食事会のみ」スタイル

挙式の内容はゲスト人数によらず同じである一方、食事会は基本的に司会者がおらず、よりカジュアルな雰囲気となります。

少人数結婚式ってどこで挙げられるの?どんな演出をするの?

一般的に、専門式場や一件貸し切りのゲストハウスで行うのは会場が大きすぎてコストパフォーマンスが悪いため、ホテルかレストランで行われるのが主流です。

ホテルでは少人数でも「きちっとした感じ」が出せる上、 特にどちらかの親族が遠方からくる場合、宿泊施設を兼ね備えている点が最大のメリットと言えます。

一方でレストランはカジュアルなイメージになり、あまり形式ばらずに楽しく良い思い出を残したい、という方に向いています。

演出については、少人数結婚式だからと言って制限されるものはありません。

普段40名以上の通常の式もやっている式場であれば、大抵のものは揃っています。

お色直しにフラワーシャワー、デザートビュッフェ、何ならキャンドルサービスでも、あなたがやりたいことがあれば、追加料金を払えば対応してくれます。

そこまで親しくないゲストのことを考えなくてよい分、自由に楽しくアレンジできそうですね。

マイナビウエディングで特集ページが組まれていますので、こちらもご参考にどうぞ。

あなたの夢と、家族や親しい友人とのあたたかい時間を盛り込んだ、あなたらしい式にしてください。

少人数婚ってどれくらいお金がかかるの?

①挙式:10~20万円

少人数結婚式に対応する式場では、挙式のみの格安プラン(挙式全般の進行+白ドレス/タキシード+ブーケ/ブートニア、記念写真1~2カット程度がパッケージとして含まれているプラン)が用意されていることが多いです。

中には5万円以下と破格の式場もありますが、ドレスの種類がかなり限定されるなど、通常のプランと比べてサービスの内容は落ちます。

②食事会:20~100万円 (20名の場合)

基本の料理代の他、どこでどんなイメージの食事会にするかによって、金額は大幅にばらつきます。詳細は次項でご説明します。

ご祝儀について

親族から頂くご祝儀の目安は以下のようになります。

  • 結婚していない兄弟:3~5万円
  • 結婚している兄弟:1世帯5~7万円
  • おじ、おば:5~10万円
  • 親は結婚式費用をサポートしてくれる立場ですので、ご祝儀という形ではもらいません。

式場タイプ別食事会にかかる費用内訳

【ホテルウェディング】

ホテルでの少人数結婚式は自由度が高く、会場としては主に①小さめの披露宴会場②スイートルーム③レストランの3種類から選べ、雰囲気や内容も異なります。

①小さめの披露宴会場

一般的な披露宴に近い形のパーティをこじんまりと実現することができます。

ドレス、タキシードのまま食事しますが、挙式のドレスをそのまま着ることも、お色直しすることも可能です。

挙式のドレスを着る場合は延長使用料+介添え料で追加10万円程度、お色直しする場合はドレス代+着付け代+介添え料で追加20万円程度が見込まれます。

その他、スイートルームと比べて会場料は安価ですが、テーブル装花や席札が必要となりますので、最終的にはほぼトントンになるイメージです。

会食中心ではありますが、両親への花束贈呈など、本来の披露宴に近いセレモニーも取り入れやすいスタイルと言えます。

②スイートルーム

会場料は20万円と高額になりますが、豪華なバスルーム等も全て貸し切りになるのが魅力です。

ドレス、タキシードのまま食事するのが一般的ですが、平服に着替えてもかまいません。

テーブル装花や席札など結婚式特有の煩わしい準備がいらず、スイートルームは空いていることが多いですので、挙式1~2カ月前からの準備でも十分間に合う便利さも大きなメリットです。

少人数結婚式でしか味わえない贅沢な時間を親族のみでゆっくり過ごすことができます。

③レストラン

最も安くカジュアルなタイプで、平服に着替え、通常運営中のレストランでの食事会になります。

会場費や装花代は一切かかりません。

ただしホテルのレストランには個室がない場合も多いため、貸し切り感は期待できません。

レストランについては、料理のコストパフォーマンスが高いのが最大の魅力です。

通常、ホテルは宴会とレストランの厨房は部署が異なり、仕入れも分かれています。

各結婚式専用に個別オーダーでランクの高い食材のみを使う宴会厨房とは異なり、レストランでは普段から出しているコースメニューをそのまま使うことになりますので、披露宴会場やスイートルームでは15,000円/人程度する料理と同レベルの内容が、10,000円/人程度で実現できます。

【レストランウェディング 】

会場費等がかからない点、料理のコストパフォーマンスが高い点はホテルのレストランを使用する場合と同じです。

レストランウェディングの場合は、どこの会場も小規模人数に応じた個室はほぼありますので、貸し切り感も期待できます

ゲストが近場からの参加で宿泊する必要がない、また控室等特別な設備も必要ないのでしたら、ホテルのレストランを利用するよりは、レストランウェディングを選択する方がおすすめです。

式場タイプ別食事会にかかる費用内訳(例:招待客数20名)

ホテルの披露宴会場 ホテルのスイートルーム ホテルのレストラン

orレストランウェディング

会場料 10万円 20万円
料理 30万円(1.5万円✕20人) 30万円(1.5万円✕20人) 20万円(1万円✕20人)
ドレス 挙式ドレスのまま:10万円(延長料+介添料)
お色直し:20万円(新ドレス+着付け+介添料)
平服に着替え
テーブル装花 10万円
アルバム 15万円 15万円 8万円(挙式のみ)
引出物 3万円 3万円 3万円
席札 1万円(500円✕20人)
合計 78.5~88.5万円 78~88万円 31万円

こちらの記事で固定費と変動費の説明をしましたが、披露宴会場やスイートルームで披露宴に近い形にすると固定費が多く発生しますので、自己負担額は増えます。

反対に、レストランでシンプルに食事のみにすれば変動費の占める割合が高くなり、ご祝儀額によっては少人数でもプラスになるでしょう。

予算や希望のイメージに応じて、あなたにぴったりの結婚式を実現してくださいね。

 

今回は、目立ちたくないという人にぴったりの少人数結婚式についてまとめました。

具体的な式場探しは、自力で雑誌やインターネットで探すよりも、専門のカウンターを利用することをお勧めしています

会場により、提供するサービスの質や内容、コストは様々で、雰囲気もがらりと変わるので、あなたのイメージを伝え、プロに相談するのが、納得の式場に出会える一番の近道です。

カウンター各社の特色と、ベストな組み合わせの活用方法については、こちらの記事をどうぞ。

ハナユメ・ゼクシィ・マイナビウエディング、結婚式相談カウンター3社の比較とベストな使い方

 

 

 

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こんにちは、長田です。
このサイトでは、結婚式準備に悩む人に、特にお金の面で後悔しないようにするための情報発信をしています。

まず私自身の結婚式のことをご紹介すると、内容に妥協せずに、同地方、同規模の平均額から150万円近く抑えることに成功しました。

式後、同僚や親族からも好評を得て、男の自分からしてもやって本当に良かったな、と胸を張って言える結婚式・披露宴でした。

結婚式というものは内容を簡素にすれば、平均額から150万円抑えることは正直言って容易ですが、そういった激安プランの実態は、内容的にも料理のランクは最低・ドレス1着のみ、など最低限のものとなります。

つまり、内容も満足させた上で、平均額から150万円抑えるというのは簡単にできることではないので、それを達成できたというのは自分自身でよくやったな、と思います。

しかし実は、準備段階で、全てが順調だったわけではありません。

最初は式場選びで大失敗し、60万円という高額なキャンセル料を支払って、一から式場を選びなおした経緯があります。

この失敗を糧に積極的に情報収集をはじめ、最終的には大満足の結婚式を挙げることが出来ました。

これをきっかけに結婚式業界に関心を持ち、今では式場選びから準備段階全般のアドバイザーをしています。

一生に一度の結婚式、それはつまり、私達は結婚式の初心者だということです。

そこをうまく利用し、簡単に大きなお金が動くのが結婚式業界です。

逆に言えば、知っているだけで、数十万円レベルで簡単に得する技が数多くあります。

私自身、今ならば、もっともっとお得に式を挙げられただろうと思うことがいくつもあります。

結婚式関連サイトは数多くありますが、私はどこの回し者でもありません。

式場選びの失敗と成功を両方経験した一顧客の立場から、お得に最高の結婚式をしたい!と願うあなたに、正直ベースで、本当に役立つ情報をお伝えします。

さらに詳しい自己紹介・結婚式への想いはこちらからどうぞ
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