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【辛口コスパランキング発表!】品川駅周辺の結婚式場

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こちらの記事に書いたとおり、東京の西側各地からのゲストが多い場合、移動の手間を考えて、東海道新幹線が停車する東京駅、品川駅周辺の式場から選ぶことが多くなります。

今回は品川駅周辺の結婚式場について、長田的コスパランキングを発表します。

品川駅徒歩圏内の式場は品川プリンスホテル、ザ・プリンス さくらタワー東京、ストリングスホテル東京インターコンチネンタル、東京マリオットホテル、THE LANDMARK SQUARE TOKYOの5つ

場所を品川に絞ってしまえば選択肢が少ない分決めやすいですね。

どこの結婚式場にも長所、短所はあるものですが、品川の式場は基本的なコンセプトが5つとも新幹線停車駅ならではの似た特徴を持ち、わかりやすいです。

①遠方ゲストの宿泊が可能

②一日にできるだけ多くの結婚式を行う効率化オペレーション

人気のエリアだけあり、設備や料理等のサービスはどこも上質でまず間違いはありません。

あとは価格帯と会場イメージ、細かい強み、弱みを総合して決めていくことになります。

今回は、これを読んでいる皆さんが判断しやすいよう、弱みも隠さず正直ベースで比較していきたいと思います。

新幹線で来る遠方ゲストのアクセスを重視される方は、東京駅周辺の式場情報をまとめた2つの記事も読んでみてください。

格式のある式場が勢揃いの丸の内

一組限定で自分らしく式を挙げられるゲストハウスやレストラン

品川駅徒歩圏内、長田的コスパランキング

第1位 THE LANDMARK SQUARE TOKYO

ホテル併設のゲストハウス。内装が新しくオシャレな上、遠方ゲスト宿泊可能な利便性も兼ね備える。立地と見た目、サービスに比べ、大変コスパが良く、オススメ。

第2位 品川プリンスホテル

1日に30~40組もの結婚式が行われる超人気のマンモス式場。設備が少し古い上、同時進行中の他の式の進行との兼ね合いがあるため自由度は低いものの、値段はお手頃。立地と知名度を考えればコスパは上々。ゲストが安心して宿泊できる価格帯である点もポイントが高い。

第3位 ザ・プリンス さくらタワー東京

品川プリンスホテル別館の高級ブランド。上記2会場と比べて100〜150万円値上がりするが、ゲストはプリンスホテルに安く宿泊できるため、ゲスト負担を上げずに高級感を演出できる。

第4位 ストリングスホテル東京インターコンチネンタル東京マリオットホテル(外資系)

外資系というだけで値段が100〜200万円跳ね上がる。設備は豪華だが、土日宿泊価格が一泊3~4万円で、ゲストは多くの場合他のホテルを自分で探すことになり、利便性が低い。ブランド重視の人以外にはあまりオススメしない。

それでは、各式場を詳しく見てみましょう。

注意ポイント

以下に記載する金額は、契約時の見積ではなく最終支払額の目安です(ゲスト数60名規模)。

一般的に結婚式の最終支払額は、契約時点の見積より100万円以上跳ね上がると言われており、変動要因は主に料理や装飾のグレード等です(詳しくはこちらの記事をご参照ください)。

ネットや雑誌で見る広告記事はお得に見せるため、契約段階の見積が表示されていることがほとんどですが、本サイトでは入念にリサーチの上、よりリアルな数字を示すよう心掛けています。

1、品川プリンスホテル(60名式平均価格 350〜400万円程度)

品川プリンスホテルは、品川で結婚式となると誰もが初めに思い浮かべる代名詞的存在

高輪口を降りると、どーんと見えるのでわかりやすく、遠方の方、ご年配の方にとってもアクセスが最高です。

後に触れますが、残りの式場は入口が分かりにくく、ゲストが迷子になるケースが散見されますので、「迷わず行ける」は品川では大きなメリットになります。

立地と知名度の割に価格が手頃なので超人気です。

実際、一日に30~40組もの結婚式が行われるそうで、効率化オペレーションのために、多少犠牲になる部分もあります。

まずホテル自体がこれだけ多くの結婚式を行うための設計にはなっておらず、エレベーターを使う縦の移動が多いこと、またそもそもエレベーターの数自体が足りていないことを弱点に挙げる方が多いです。

他の式のゲスト同士、時には花嫁同士が会ってしまう可能性があるのは仕方がない部分です。

このような事態をできるだけ避けるため、個々の式は分刻みで管理され、内容の自由度があまりない「パッケージウェディング」に近い形となります。

余興等の時間制限が比較的厳しい上、「両親への手紙は披露宴で読みたくないな」とか、「主賓挨拶は無しで」と言った個別対応を渋る傾向があります(内容を削っても、歓談時間が伸びるとかえってコントロールしにくくなるんだとか)

オーソドックスな式が良い、とにかくゲストのために立地にこだわりたい、知名度のある場所で結婚式を挙げたいという方に向いている式場でしょう。

2、ザ・プリンス さくらタワー東京(60名式平均価格 450〜500万円程度)

品川プリンスホテルの別館、さくらタワーの式場です。

品川プリンスホテルはブランドを2つに分けており、こちらは高級路線。

全体的に上質で落ち着いた雰囲気本館の忙しさを軽減している分単価は100万円ほど上がります。

最大の欠点は駅からの道。

長く急な坂道になっているため、ハイヒール等で正装して来るゲスト、ご年配の方への負担になる懸念があります。

知名度のある場所で、高級感を演出した結婚式を挙げたいという方に向いている式場でしょう。

3、THE LANDMARK SQUARE TOKYO(60名式平均価格 350〜400万円程度)

THE LANDMARK SQUARE TOKYOは、プリンスホテルより知名度は劣りますが、格段に今風でオシャレな上、値段もお手頃です。

高輪口最大の商業施設、品川GOOSEの1階にチャペルが、30階に披露宴会場が入っています。

隣にホテルが併設されているため、遠方ゲストの宿泊にも対応。

チャペルの奥には品川とは思えない緑たっぷりのガーデンが、また披露宴会場からは東京タワーや富士山が完璧な配置で見渡せる作りになっていて、設備としては最も「開放感」の感じられる明るい式場です。

その他の特徴的な利点としては、準備段階の便利さが挙げられます。

ドレスや花、引き出物に装飾関係など、全ての項目に関する打ち合わせを一箇所で行えるのは品川ではここだけです。

欠点は、チャペルから披露宴会場に移る際、レストランやパン屋さんの間のガヤガヤしたスペースを通ること。

ホテル挙式であれば、一般宿泊客と会うことはあっても基本的に同一建物の中での移動になりますが、ここではいったん完全に外に出るため、結婚式の非日常感から一度現実に引き戻されてしまうと感じる方もいるでしょう。

この点が気にならなければ、立地と見た目、サービスの割にコスパが良く、個人的に最もオススメの式場です。

4、ストリングスホテル東京インターコンチネンタル(60名式平均価格 450〜500万円程度)

ここから外資系ホテルになります。

「外資系=値段が高い」というのは結婚式業界の常識で、一般的に、同地域の国産結婚式場と比べて100〜200万円高くなると言われています。

値差の主な要因はブランド力。

コスパの観点ではあまり良いとは言えません

ただし、もちろん、内装・料理、全てが一流で、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルリニューアルしたばかりのシティビューのチャペルは圧巻。

7フロア吹き抜けのロビーもさすが外資系高級ホテルという造りで、こういった設備面を重視される方は、お金をかける価値があるかもしれません。

欠点は、準備段階の不便さです。

THE LANDMARK SQUARE TOKYOと対象的に、花は恵比寿、ドレスは竹芝と、あらゆる項目について式場指定の提携店にわざわざ行く必要があり、忙しい方、一度でパッと決められない方にとっては負担となる場合も。

衣装・小物の連携ショップが1つしかなく、また、予約を取りにくい、という口コミが多数見受けられます。

ちなみに次項のマリオットホテルもこの点はほぼ同じです。

5、東京マリオットホテル(60名式平均価格 450〜500万円程度)

東京マリオットホテルもお値段高めの外資系。

ブランド力は言うまでもなく抜群で、披露宴会場は天井が高くゴージャス

きらびやかな大人のウェディングというイメージです。

天井が高い分、ゲストテーブルや高砂に花をある程度飾らなければ空間ができてしまうため、装花代が高くついたという口コミもあります。

マリオットホテル最大の弱点は、入り口の分かりにくさ。

行き方がわからず周囲をグルグル回って挙式に遅刻した!というゲストの口コミ多数です。

またストリングスホテルと同じく、準備段階で日系の式場ほどは手取り足取り細やかにフォローしてくれない点、新郎新婦との相性が分かれそうです。

外資系のサービスはビジネスライクな印象ですね。

 

式場名 強み

弱み

品川プリンスホテル
350~400万円
知名度

アクセス

エレベーターを使った縦の移動が多い

式の自由度が低い

ザ・プリンスさくらタワー
450~500万円
知名度

高級路線

値段が高い

駅からの道が急坂

THE LANDMARK SQUARE TOKYO

350~400万円

緑溢れる開放感と高層ビルからの景観

準備が一箇所で叶う

設備やサービスのクオリティが高くコスパが良い

挙式から披露宴会場に移るときに一度外に出る

スタッフ対応がホテルに比べてフランク

ストリングス
450~500万円
設備(7フロア吹き抜けのロビーやシティビューのチャペルと言った、the高級ホテル感) 値段が高い

準備段階であちこちの提携店に行かされるのが面倒

 マリオット
450~500万円
世界に通じるブランド力

ゴージャスな内装

値段が高くコスパが悪い印象

場所がわかりにくい

対応がビジネスライク

 

以上、品川駅周辺の結婚式場の特徴をちょっぴり辛口にまとめました。

品川は遠方ゲストを呼ぶのに立地が良いため、とにかく人気が高く、良い日柄や土曜の午後など人気の時間帯はすぐに埋まってしまいます。

品川での式を検討しているなら、一刻も早くブライダルフェアに行くことをオススメします

フェアの最後には見積提示と商談の時間がありますが、情報をうまく使えば、上記平均額から50万円〜100万円程度の値引きを引き出すことが可能です。

何よりもまず、マイナビウエディングサロンHanayume(ハナユメ)と言った斡旋所を必ず通すこと。

記事中のリンクはマイナビウェディング経由の予約ページに飛んでいますので是非ご活用ください。

この記事が、あなたの理想の結婚式を叶えるための参考になれば幸いです。

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こんにちは、長田です。
このサイトでは、結婚式準備に悩む人に、特にお金の面で後悔しないようにするための情報発信をしています。

まず私自身の結婚式のことをご紹介すると、内容に妥協せずに、同地方、同規模の平均額から150万円近く抑えることに成功しました。

式後、同僚や親族からも好評を得て、男の自分からしてもやって本当に良かったな、と胸を張って言える結婚式・披露宴でした。

結婚式というものは内容を簡素にすれば、平均額から150万円抑えることは正直言って容易ですが、そういった激安プランの実態は、内容的にも料理のランクは最低・ドレス1着のみ、など最低限のものとなります。

つまり、内容も満足させた上で、平均額から150万円抑えるというのは簡単にできることではないので、それを達成できたというのは自分自身でよくやったな、と思います。

しかし実は、準備段階で、全てが順調だったわけではありません。

最初は式場選びで大失敗し、60万円という高額なキャンセル料を支払って、一から式場を選びなおした経緯があります。

この失敗を糧に積極的に情報収集をはじめ、最終的には大満足の結婚式を挙げることが出来ました。

これをきっかけに結婚式業界に関心を持ち、今では式場選びから準備段階全般のアドバイザーをしています。

一生に一度の結婚式、それはつまり、私達は結婚式の初心者だということです。

そこをうまく利用し、簡単に大きなお金が動くのが結婚式業界です。

逆に言えば、知っているだけで、数十万円レベルで簡単に得する技が数多くあります。

私自身、今ならば、もっともっとお得に式を挙げられただろうと思うことがいくつもあります。

結婚式関連サイトは数多くありますが、私はどこの回し者でもありません。

式場選びの失敗と成功を両方経験した一顧客の立場から、お得に最高の結婚式をしたい!と願うあなたに、正直ベースで、本当に役立つ情報をお伝えします。

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