こちらの記事に書いたとおり、東京の西側各地からのゲストが多い場合、移動の手間を考えて、東海道新幹線が停車する東京駅、品川駅周辺の式場から選ぶことが多くなります。
今回は品川駅周辺の結婚式場について、長田的コスパランキングを発表します。
品川駅徒歩圏内の式場は品川プリンスホテル、ザ・プリンス さくらタワー東京、ストリングスホテル東京インターコンチネンタル、東京マリオットホテル、THE LANDMARK SQUARE TOKYOの5つ。
場所を品川に絞ってしまえば選択肢が少ない分決めやすいですね。
どこの結婚式場にも長所、短所はあるものですが、
①遠方ゲストの宿泊が可能
②一日にできるだけ多くの結婚式を行う効率化オペレーション
人気のエリアだけあり、設備や料理等のサービスはどこも上質でまず間違いはありません。
あとは価格帯と会場イメージ、細かい強み、
今回は、これを読んでいる皆さんが判断しやすいよう、弱みも隠さず正直ベースで比較していきたいと思います。
新幹線で来る遠方ゲストのアクセスを重視される方は、東京駅周辺の式場情報をまとめた2つの記事も読んでみてください。
品川駅徒歩圏内、長田的コスパランキング
第1位 THE LANDMARK SQUARE TOKYO
ホテル併設のゲストハウス。内装が新しくオシャレな上、
第2位 品川プリンスホテル
1日に30~40組もの結婚式が行われる超人気のマンモス式場
第3位 ザ・プリンス さくらタワー東京
品川プリンスホテル別館の高級ブランド。
第4位 ストリングスホテル東京インターコンチネンタル、東京マリオットホテル(外資系)
外資系というだけで値段が100〜200万円跳ね上がる。設備は豪華だが、土日宿泊価格が一泊3~4万円で、ゲストは多くの場合他のホテルを自分で探すことになり、利便性が低い。ブランド重視の人以外にはあまりオススメしない。
それでは、各式場を詳しく見てみましょう。
注意ポイント
以下に記載する金額は、契約時の見積ではなく最終支払額の目安です(ゲスト数60名規模)。
一般的に結婚式の最終支払額は、契約時点の見積より100万円以上跳ね上がると言われており、変動要因は主に料理や装飾のグレード等です(詳しくはこちらの記事をご参照ください)。
ネットや雑誌で見る広告記事はお得に見せるため、契約段階の見積が表示されていることがほとんどですが、本サイトでは入念にリサーチの上、よりリアルな数字を示すよう心掛けています。
1、品川プリンスホテル(60名式平均価格 350〜400万円程度)
品川プリンスホテルは、品川で結婚式となると誰もが初めに思い浮かべる代名詞的存在。
高輪口を降りると、どーんと見えるのでわかりやすく、遠方の方、
後に触れますが、残りの式場は入口が分かりにくく、
立地と知名度の割に価格が手頃なので超人気です。
実際、一日に30~40組もの結婚式が行われるそうで、効率化オペレーションのために、多少犠牲になる部分もあります。
まずホテル自体がこれだけ多くの結婚式を行うための設計にはなっ
他の式のゲスト同士、
このような事態をできるだけ避けるため、
余興等の時間制限が比較的厳しい上、「
オーソドックスな式が良い、とにかくゲストのために立地にこだわりたい、知名度のある場所で結婚式を挙げたいという方に向いている式場でしょう。
2、ザ・プリンス さくらタワー東京(60名式平均価格 450〜500万円程度)
品川プリンスホテルの別館、さくらタワーの式場です。
品川プリンスホテルはブランドを2つに分けており、
全体的に上質で落ち着いた雰囲気、本館の忙しさを軽減している分単価は100万円ほど上がります。
最大の欠点は駅からの道。
長く急な坂道になっているため、
知名度のある場所で、高級感を演出した結婚式を挙げたいという方に向いている式場でしょう。
3、THE LANDMARK SQUARE TOKYO(60名式平均価格 350〜400万円程度)
THE LANDMARK SQUARE TOKYOは、プリンスホテルより知名度は劣りますが、格段に今風でオシャレな上、値段もお手頃です。
高輪口最大の商業施設、品川GOOSEの1階にチャペルが、
隣にホテルが併設されているため、遠方ゲストの宿泊にも対応。
チャペルの奥には品川とは思えない緑たっぷりのガーデンが、
その他の特徴的な利点としては、
ドレスや花、引き出物に装飾関係など、
欠点は、チャペルから披露宴会場に移る際、
ホテル挙式であれば、
この点が気にならなければ、立地と見た目、
4、ストリングスホテル東京インターコンチネンタル(60名式平均価格 450〜500万円程度)
ここから外資系ホテルになります。
「外資系=値段が高い」というのは結婚式業界の常識で、
値差の主な要因はブランド力。
コスパの観点ではあまり良いとは言えません。
ただし、もちろん、内装・料理、全てが一流で、ストリングスホテル東京インターコンチネンタルの
7フロア吹き抜けのロビーもさすが外資系高級ホテルという造りで
欠点は、準備段階の不便さです。
THE LANDMARK SQUARE TOKYOと対象的に、花は恵比寿、ドレスは竹芝と、
衣装・小物の連携ショップが1つしかなく、また、予約を取りにくい、という口コミが多数見受けられます。
ちなみに次項のマリオットホテルもこの点はほぼ同じです。
5、東京マリオットホテル(60名式平均価格 450〜500万円程度)
東京マリオットホテルもお値段高めの外資系。
ブランド力は言うまでもなく抜群で、
きらびやかな大人のウェディングというイメージです。
天井が高い分、
マリオットホテル最大の弱点は、入り口の分かりにくさ。
行き方がわからず周囲をグルグル回って挙式に遅刻した!
またストリングスホテルと同じく、
外資系のサービスはビジネスライクな印象ですね。
式場名 | 強み
|
弱み
|
品川プリンスホテル 350~400万円 |
知名度
アクセス |
エレベーターを使った縦の移動が多い
式の自由度が低い |
ザ・プリンスさくらタワー 450~500万円 |
知名度
高級路線 |
値段が高い
駅からの道が急坂 |
THE LANDMARK SQUARE TOKYO
350~400万円 |
緑溢れる開放感と高層ビルからの景観
準備が一箇所で叶う 設備やサービスのクオリティが高くコスパが良い |
挙式から披露宴会場に移るときに一度外に出る
スタッフ対応がホテルに比べてフランク |
ストリングス 450~500万円 |
設備(7フロア吹き抜けのロビーやシティビューのチャペルと言った、the高級ホテル感) | 値段が高い
準備段階であちこちの提携店に行かされるのが面倒 |
マリオット 450~500万円 |
世界に通じるブランド力
ゴージャスな内装 |
値段が高くコスパが悪い印象
場所がわかりにくい 対応がビジネスライク |
以上、品川駅周辺の結婚式場の特徴をちょっぴり辛口にまとめました。
品川は遠方ゲストを呼ぶのに立地が良いため、
品川での式を検討しているなら、
フェアの最後には見積提示と商談の時間がありますが、情報をうまく使えば、上記平均額から50万円〜100万円程度の値引きを引き出すことが可能です。
何よりもまず、マイナビウエディングサロンや
Hanayume(ハナユメ)と言った斡旋所を必ず通すこと。
記事中のリンクはマイナビウェディング経由の予約ページに飛んでいますので是非ご活用ください。
この記事が、あなたの理想の結婚式を叶えるための参考になれば幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーこんにちは、長田です。
このサイトでは、結婚式準備に悩む人に、特にお金の面で後悔しないようにするための情報発信をしています。
まず私自身の結婚式のことをご紹介すると、内容に妥協せずに、同地方、同規模の平均額から150万円近く抑えることに成功しました。
式後、同僚や親族からも好評を得て、男の自分からしてもやって本当に良かったな、と胸を張って言える結婚式・披露宴でした。
結婚式というものは内容を簡素にすれば、平均額から150万円抑えることは正直言って容易ですが、そういった激安プランの実態は、内容的にも料理のランクは最低・ドレス1着のみ、など最低限のものとなります。
つまり、内容も満足させた上で、平均額から150万円抑えるというのは簡単にできることではないので、それを達成できたというのは自分自身でよくやったな、と思います。
しかし実は、準備段階で、全てが順調だったわけではありません。
最初は式場選びで大失敗し、60万円という高額なキャンセル料を支払って、一から式場を選びなおした経緯があります。
この失敗を糧に積極的に情報収集をはじめ、最終的には大満足の結婚式を挙げることが出来ました。
これをきっかけに結婚式業界に関心を持ち、今では式場選びから準備段階全般のアドバイザーをしています。
一生に一度の結婚式、それはつまり、私達は結婚式の初心者だということです。
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結婚式関連サイトは数多くありますが、私はどこの回し者でもありません。
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