結婚が決まって一生の思い出になる結婚式がしたい!と思っているあなた
ずっと楽しみにしていたけれど、いざ取り掛かろうとすると、何をすればいいんだろう?
よくわからないけど、とりあえずブライダルフェアに行ってみようかな?
こんな事を思っている人は、ブライダルフェアや式場見学に行くのはちょっと待ってください。
何をすればいいのか分かっていない状態で式場見学に行くのはとても危険です。
この記事では、ブライダルフェアや式場見学に行く前に必ず押さえておくべきポイントをお伝えします。
この記事の内容
ブライダルフェア・式場見学の流れと潜むリスク
ブライダルフェアに行く前に押さえておくべき3つの注意点
結婚式相談カウンターのすすめ
ブライダルフェア・式場見学の流れと潜むリスク
まずはブライダルフェア・式場見学の流れを私たちの経験を基にご紹介します。
※ブライダルフェアと式場見学の流れはほぼ同じですが、ブライダルフェアは試食など豪華な特典がついている場合が多いです。
①挨拶
広々とゴージャスな結婚式場は、入った瞬間から「私たちもこんなところで式をやるのかな」とワクワクするもの。
そこに素敵なプランナーが登場し、飲み物を出され、満面の笑顔で開口一番「おめでとうございます」。
馴れ初め等を聞かれるままに話すと、「素敵ですね」「ロマンチックですね」と祝福の嵐。
これだけで嬉しくなってしまいますよね。
②館内見学
館内を見て歩くだけでなく、新婦にドレスを試着させてくれたり、ときには実際の入場演出を体験させてくれたりと、具体的なイメージがどんどん広がります。
ブライダルフェアの場合は、実際の式で提供しているコース料理を無料で試食させてくれることも。
③契約交渉
多くの人が、②のイメージで見学に臨むと思いますが、式場にとっては、ここからが本番です。
一通り館内を見学し終わると、プランナーは日取り、招待人数、希望演出、予算等のヒヤリング結果を元に、見積を作成してくれます。
そして、その場で即決を迫られます。
この情報を知らないと、いきなり契約を迫られたら、焦ってしまいますよね。
ブライダルフェアや式場見学とは、式場側にとってはせっかく来てくれたお客を逃すまいとする営業の場であり、プランナーは、数百万円という巨額の契約を即決させる一流の営業マンであることを念頭におきましょう。
この際、主に使われる手法は、「今日即決した場合のみ〇万円引き」という値引き交渉です。
注意ポイント
しかも、1万円とか2万円のレベルではなく、数十万円から時には百万円以上の値引きが提示されます。
数十万円もの値引き、一見ものすごくお得に感じますが、これは式場の戦略ですので、すぐに飛びつくのは危険です。
楽しい見学ですっかり舞い上がった後に、大きな額の値引きを提示されれば、動揺して正しい判断が下せないもの。
ここで勢いに押されてなんとなく契約してしまうと、「他にもっと安くて良い式場があったかもしれない…」となり、後悔する事態に陥ります。
こちらの記事に詳しく述べている通り、即決できない場合は一度持ち帰り、必ずもらった見積を結婚式相談カウンターの人にチェックしてもらいましょう。
そして何よりも大事なことは、
ポイント
式場見学に行く前に、自分なりの判断基準を明確にし、合格であれば即決する覚悟を決めて臨みましょう。
自分なりの判断基準とは具体的にどんなものか次にお伝えします。
ブライダルフェアに行く前に押さえておくべき3つの注意点
ブライダルフェアや式場見学に行く前に、以下の3ポイントを考えておきましょう。
①予算
結婚式に関する具体的なお金の流れはこちらの記事で紹介していますが、支払いのタイミングは式当日のおよそ2週間前で、現金での支払いが求められる場合も多くあります。
会場によっては当日払い、後日払いを採用しているところもあります
ご祝儀での回収は、支払い後になることを念頭に入れ、いくらまでなら準備できるのか、二人でよく話し合い、上限を明確にしておきましょう。
また契約後に、打ち合わせを進める中で、「あんな演出がしたい」「こんな飾りつけをしたい」と、新たな希望が出てくる可能性は高いものです。
式場に支払う最終金額は、契約時点の初期見積金額を平均101万円上回っていた実績(ゼクシィ 結婚トレンド調査2018調べ)を考慮にいれ、予算を決めておきたいですね。
実際の予算ー100万円で式場予約しましょう
※人によっては、初期見積から150万円、200万円と跳ね上がるケースもありますので、初期見積の精査は重要です。
②持ち込みたいもの
結婚式費用を抑える上でのキーワードは「持ち込み」です。
式場を通して準備すると全てが信じられないほど高いのですが、たとえば招待状などのペーパーアイテムや花束などは、外部で調達すればかなり費用を抑えられます。
ただし労力もかかりますので、時間とお金の天秤になります。
式場によっては、「持込料」と称して数万~数十万円の追加料金を設定しており、実質的に持ち込みを阻止しようとしますので、何を持ち込みたいのかを予め明確にし、持込料はかかるのかを見学の際にクリアにしましょう。
各アイテムの持ち込みによるメリット、デメリットはこちらの記事に詳細にまとめました。
③バンドなど特殊な演出の有無
基本的に、式場の準備する演出は高額です(キャンドルサービス:約5万円、フラワーシャワー:約3万円)。
自分たちか、参列者の協力のもとオリジナルの余興をすれば、それだけで大幅なコストカットになりますね。
ただし特殊な演出を考えている場合は、対応可能か必ず式場に確認しましょう。
たとえばバンド演奏等は他の会場や近隣への配慮として禁止している式場も多く、契約後に「その演出はできません」と言われると、式場を変更しようにも高額なキャンセル料(約50万円~100万円)が発生し、諦めざるを得なくなります。
一生に一度の結婚式ですので、やりたいことを確実に叶えられる場所を選びましょう。
結婚式相談カウンターのすすめ
式場はできるだけ高額で即決契約することを求めていますので、結婚式準備について何をしたら良いかわからない状態で「とりあえず式場に行って相談すればよいか」と丸裸で挑むと、十分な値引きや不利な情報を与えられないまま成約に持ち込まれます。
事実、37%ものカップルが見学一件目で成約しているという驚くべきデータがあります。
こんなに高い買い物なのによく吟味せず即決するなんて信じられない!と思うかもしれませんが、プランナーの営業トークがそれだけ素晴らしく、強引なものなのです。
実は私自身も一件目で成約した一人で、それは大きな失敗でした。
挙式予定の4カ月前になってどうしても最終的なコストと内容に納得できず、約60万円ものキャンセル料を支払って式場を選びなおした経緯については、自己紹介に詳しくまとめています。
私の経験を踏まえて絶対にお勧めしたいのは、結婚式相談カウンターの利用です。
中立な立場で、個々の希望に合わせたアドバイスをくれるのが相談カウンターです。
各式場の弱点も包み隠さず教えてくれますし、見積添削サービスでは、十分な値引きがされているか、また後から不当に金額があがる項目が無いかについても、プロの目線で確認した上で成約することができます。
カウンターでは担当者がつき、迷うたびに何度でも行けますので、相談する中で希望に合う式場を紹介してもらう方法が、最も確実に予算内で自分にぴったりの式場と成約できる近道です。
無料ですので、まずは気軽に大手のカウンターに行ってください。
各社の特色と、ベストな組み合わせの活用方法については、こちらの記事をどうぞ。
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こんにちは、長田です。
このサイトでは、結婚式準備に悩む人に、特にお金の面で後悔しないようにするための情報発信をしています。
まず私自身の結婚式のことをご紹介すると、内容に妥協せずに、同地方、同規模の平均額から150万円近く抑えることに成功しました。
式後、同僚や親族からも好評を得て、男の自分からしてもやって本当に良かったな、と胸を張って言える結婚式・披露宴でした。
結婚式というものは内容を簡素にすれば、平均額から150万円抑えることは正直言って容易ですが、そういった激安プランの実態は、内容的にも料理のランクは最低・ドレス1着のみ、など最低限のものとなります。
つまり、内容も満足させた上で、平均額から150万円抑えるというのは簡単にできることではないので、それを達成できたというのは自分自身でよくやったな、と思います。
しかし実は、準備段階で、全てが順調だったわけではありません。
最初は式場選びで大失敗し、60万円という高額なキャンセル料を支払って、一から式場を選びなおした経緯があります。
この失敗を糧に積極的に情報収集をはじめ、最終的には大満足の結婚式を挙げることが出来ました。
これをきっかけに結婚式業界に関心を持ち、今では式場選びから準備段階全般のアドバイザーをしています。
一生に一度の結婚式、それはつまり、私達は結婚式の初心者だということです。
そこをうまく利用し、簡単に大きなお金が動くのが結婚式業界です。
逆に言えば、知っているだけで、数十万円レベルで簡単に得する技が数多くあります。
私自身、今ならば、もっともっとお得に式を挙げられただろうと思うことがいくつもあります。
結婚式関連サイトは数多くありますが、私はどこの回し者でもありません。
式場選びの失敗と成功を両方経験した一顧客の立場から、お得に最高の結婚式をしたい!と願うあなたに、正直ベースで、本当に役立つ情報をお伝えします。
さらに詳しい自己紹介・結婚式への想いはこちらからどうぞ
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